スキー場滑走ブログ2

実際に滑ったことのあるスキー場の情報や感想等の記録です。写真などを見て一人でも多くの方がスノースポーツに興味を持って楽しんでもらえると嬉しいです。記録等はスキーヤー目線です。よろしくお願いいたします。

スキーの怪我についての記録(その1)

スキーに関する怪我についても記録を残しておきたいと思います(シーズンオフのネタです。すみません)。

 

↓写真と本文は関係ありません。

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元々、小学生の頃から(草)野球はしていましたが、特に大きな怪我はしたことありませんでした。もちろん野球なので小さな捻挫などはありましたが、病院へ長期に通院するようなことはなかったです。スキーを始めた頃はもちろん良く転けましたが、幸い大きな怪我はありませんでした。

 

最初の大きな怪我は2008年3月です。

 

怪我の話の前に少し背景を説明させてください。

学生を卒業する頃、将来的に国家資格である環境計量士(濃度)とスキーのテクニカルプライズを取得するという目標を立てました。もちろん、漠然とした目標でしたが、この二つはどうしても取得したかったので努力してきました。ところが前者の資格は仕事がめっちゃ忙しくて(プラス転職などの諸事情で)なかなか取得できませんでした。しかも試験日はスキーシーズンの3月第一週目の日曜日です(今は12月に変更になりましたが)。最終的にこの資格は2008年に取得できました。

 

話を元に戻します。環境計量士試験を受験した2008年は3月2日(日曜日)が試験日でしたので、その前週の週末は試験勉強のためスキーへ行かず、お家でお勉強しました。まあ、おかげさまで3月2日の試験はある程度の手応えがあり、念願の合格を得ました。一方でもう一つの目標であるスキーテクニカルプライズも同時に狙っていました。このため、11月後半から毎週末にスキーへ行き準備をしてきました。この年は日程的に長野県の「いいづなスキーリゾート」での受験を予定していました。

 

プライズ受験のためには事前講習を受けなければならないので一人「いいづなスキーリゾート」へ出撃したのが2008年3月6日(木曜日)深夜です。このときの日程は3月7日(金曜日)に事前講習、8日(土曜日)にプライズテストの受験、9日にフリーで妙高で滑るという予定でした。

 

翌朝(3月7日金曜日)は前日までの暖かい日から一転、寒波がやってきて朝から雪模様でした。この日は平日なのでスキー場は空いており、朝一からアップの意味を込めて滑りました。特に不安だったのが不整地種目でしたので、整地斜面を2,3本滑ってから不整地斜面へ。

 

↓カチコチの不整地斜面(いいづなスキーリゾート)

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今はテクニカルプライズの試験種目に無いそうですが、当時は「不整地大回り」という種目がありました。(不整地で大回りって?という疑問は置いておきます)。そこで、不整地斜面でいきなり大回りを滑ってみましたが,,,,

 

最初は良い感じだった様に思いましたが、だんだん制御ができなくなり(←単に技術不足)、最終的に転けました.....

 

しかもなぜか肩から。前日まで柔らかかった不整地斜面(コブコブ^^;)は寒波によりカチコチの斜面になっていて転けた瞬間に肩に激痛が走りました。どうにか立ち上がり一旦レストハウスへ戻りました(午前9時頃)。暫くは激痛で何も考えられず、耐えていましたが、何となく肘から先は動きます。ストックも持てるので、頑張って10時開始の事前講習に参加しました(アホですね)。ところが、講習中の一本目に滑ったところ腕があがらず激痛!

 

結局、痛みで汗も出てきてここで指導員の方に申し出てリタイヤさせて頂きました(ご迷惑をお掛けしました。本当にすみません)。

 

スキー場事務所(パトロール)で怪我の証明をして頂き、併せて病院を紹介して頂きました。パトロールの方からは脱臼とちゃうかと言われたので、それを信じて病院でレントゲンを撮ると、左肩が折れてました。うーん。結局、相方に連絡して当初の予定を早めて長野へ来てもらい下山しました。

 

↓帰りのサービスエリアで。

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国家試験受験のためにスキーの間隔が空いて19日ぶりのスキーだだったことと、寒波で斜面がカチコチだったことが原因だとその時は思っていましたが、よく考えると当時は単にスキーの技術不足でしたね。テクニカルプライズでは斜面に応じた滑りが求められるので、その頃はそれができていませんでした。

 

怪我の後、改めて地元(滋賀県)の整形外科で診て頂きましたが、患部を固定するだけで手術などは必要ありませんでした。固定は一ヶ月半ほどしたでしょうか。左肩とはいえ、暫くは不便な生活が続きましたが、幸い仕事の方はどうにかなったので、良かったです。ただ、これはラッキーで時期が違っていたら大迷惑をかけるところでした。

 

↓地元の整形外科

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さて、左肩の固定が取れて喜んでいたのもつかの間。本当に辛いのは左肩の固定が外れてからでした。素人考えで固定が外れたらとりあえず肩は動くものと考えていました。ところが、全く動きません。左肩周辺の筋肉がびっくりするぐらい無くなっていて力が入りません。通院していた整形外科さんにはリハビリテーションの施設があり、そこでマッサージとトレーニングをすることになりましたが、これが結構辛い!

最終的には六ヶ月ほど通院することになりました。ある程度、左肩が動くようになってからは野球の素振りが良いということで、割と素振りをしたように記憶しています。

 

ちなみに、3月7日に怪我をして、固定が外れた後のGWには(リハビリと言い張って)スキーに復帰しています(3日ほど滑りました)。

お医者さんから許可を得たかどうか覚えていませんが、各日とも半日ずつ滑った記録があります(アホにつける薬は無いですね^^;)。

 

↓奥只見まで行った(GW)。

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↓帰りに日本スキー発祥記念館(上越市)にも寄りました^^。

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なお、治療費用についてはそれなりに掛かりましたが、幸い傷害保険に入っていたので自己負担は少なくて済みました。でも、保険を使わなくて良いことが一番ですね。

 

GWは基本的に滑り納めで北海道、東北や信州のどこかへ滑りに行きます。既述した通り、大怪我をしても滑りに行ったGWもありますが、今年(2020年)は家で大人しくしています。早く通常に戻りたいですね。

 

実は怪我編その2に続きます。

 

 

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